旅行・おでかけ

なぜ「旅行が趣味」の人はこんなにも多いのか?「幸福感」の観点から考えてみた

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こんにちは。種田です。

自分もそうなのですが、「旅行が趣味」の人って多いですよね。

近い友人知人10人に「趣味は何ですか?」と尋ねていったら、少なくとも1人は旅行と答える人がいそうです。

なぜこんなに「旅行が趣味」の人は多いのでしょうか。

日本で言ったら「治安が良くどこの地域でも安全で過ごせるから」「観光ビザで行ける国が多いから」などがありそうです。

ちなみに、中国からの観光客は今となっては当たり前ですが、中国で海外旅行が庶民的な趣味になったのはつい最近だそうです。
意外と旅行が趣味でできる環境というのは恵まれているのかもしれません。

しかし、今回はこういった制度や環境の要因ではなく、人の幸福という観点から「なぜ趣味が旅行の人はこんなに多いのか」という疑問の答えを考えてみたいと思います。

旅行はお金や時間で「経験を得る趣味」の筆頭格

まず、趣味の定義として自分は「お金や時間を利用して幸福感を得られるもの」としています。

旅行はこのお金や時間を利用して「経験」を得る趣味です。

他にも「経験」という観点では、スポーツ観戦や映画鑑賞などもこれに該当します。
これらもよく趣味を聞かれたときの回答の候補としてよく上がってくるものかと思います。

旅行という趣味の最大の特徴は、何といってもそのスケールのデカさです。

何万円から何十万という膨大なお金と、何日、時には何週間や何か月という膨大な時間をかけて味わう最高に非日常な経験です。
他の経験に関する趣味で、ここまで膨大なお金と時間をかかるものはなかなかありません。

一方、お金や時間を利用して「経験」を得る趣味の他に、「もの」を得る趣味があります。
ブランド品や車、フィギュアなど何らかのものを集めるコレクター趣味などがこれに該当するかと思います。

この「もの」を得る趣味についても書いていきます。

「ものを得る趣味」で得られる幸福感の特徴

時は金なりというように、自分が持つお金や時間は共に非常に貴重な自分の資産です。

これらをなるべく無駄にせず、自分が幸福感を味わえるものや経験に費やしたいと思うのはごく自然なことです。

「ものを得る趣味」と「経験を得る趣味」は幸福感が得られるという点では同じです。

しかし、得た幸福感をどれだけ長く味わえるかという点で差が出てくると言われています。

どういうことか書いていきます。

「ものを得る趣味」の過程において、最も高い幸福感を感じる瞬間は「ものを得た瞬間」です。
そこをピークに、この趣味における幸福感はどんどん下がっていってしまうとされています。

そして再びこの幸福感を感じるためには、さらに「ものを得る」必要があります。

しかし、ここで「ものを得る趣味」には大きな壁が立ちはだかります。

「ものを得る」たびに、この幸福感に対する期待が上がり続けてしまうのです。
すなわち、幸福に慣れてしまうのです。

これは「ヘドニックトレッドミル現象」と言われており、どんなに頑張っても幸福感が満たされなくなる現象とされています。

「ものを得る趣味」は幸福感を味わうスパンが短すぎるあまり、すぐに次を求めてしまうのですが、その都度、幸福感の最高点だけは更新されています。

「ものを得る趣味」で幸福を味わい続けるには、毎回この最高点を超えていく必要があり、それは得るものの金額に依存するケースが多いです。
すなわち、前に買ったものよりも高いものを買わないと、この趣味では幸福感を味わえなくなってしまうのです。

こうした点から、「ものを得る趣味」は楽しみ続けるには高頻度で必要になるお金が増え続け、幸福感を維持するのが困難な趣味になりがちです。

旅行の幸福感は飽きにくい

最後に旅行のような「経験を得る趣味」についてもう一度考えていきます。

こちらについても「経験をしている瞬間」が幸福感のピークであるのは「ものを得る趣味」と同じかと思います。

しかし、先ほども書いたように得た幸福感をどれだけ長く味わえるかという点で「ものを得る趣味」と決定的な違いがあります。

「経験を得る趣味」最大の特徴が「思い出」を得られることです。

買ったお土産を家族や友人に渡したり、撮った写真を見返したりしていれば、旅行から帰ってきた後もしばらくはその旅行の余韻を楽しむことが可能です。
友人や家族と行った旅行であれば、数年後でも「あの旅行は楽しかったな」とエピソードトークに花を咲かせることができます。

旅行で味わった幸福感は、このようにやり方次第で非常に長期間味わえるものになります。

さらに、旅行ならではの特徴として「毎回違った経験が得らえる」ことがあげられます。

一緒くたに旅行と言っても、北海道に行くのか沖縄に行くのか、そもそも国内なのか海外なのかで中身が全く異なるのは言うまでもありません。

また、もし同じ場所に行くことがあっても、そのときの季節や天気、一緒に行く人などが違えばそれも全く中身が異なる旅行になります。

全く同じ経験をする旅行というのはほとんどないのです。

「ものを得る趣味」では「ものを得る」ことでしか味わえなかった幸福が、旅行では非常に多様な味わい方があると言えます。

そして、それはかけたお金に依存するものでもありません。
超高級リゾートホテルに泊まるより、安いけどに賑やかな民宿やゲストハウスに泊まったほうが楽しいというケースは決して珍しいことではありません。

それゆえ、旅行は非常に飽きにくい趣味であり、一度ハマった人がそのままハマり続けている傾向が強いです。

これが「旅行が趣味」の人が多い大きな要因かと思います。

おわりに

自分は旅行大好き人間なので、旅行をもはや趣味だけでなく自己投資という捉え方もしています。

実際、旅行で得た経験は日頃の雑談のネタにもなるし、旅行で撮った写真をインスタにあげればSNSのフォロワー増加も見込めます。

最近は新型コロナの影響で難しいのですが、学生時代は安いゲストハウスに泊まって現地のオーナーや一緒に泊まりに来ている人といろんな繋がりを作るのが楽しかったです。

ゲストハウスに泊まりに集まる人は、年齢も職種も多種多様な人たちなのですが、みんな「旅行が趣味」という点だけは共通しており、非常に話が盛り上がりやすいです。

確実に旅費としてかけたお金よりも、価値のある経験を得られている自覚があります。

新型コロナが終息したら真っ先に再開したいことの1つがこのゲストハウス滞在です。

今回の記事は以上です。
次回の記事もよろしくお願いします。

ABOUT ME
種田
1994年生まれ。男性。 社会人二年目。 某大学大学院修士卒。 学生時代の専攻はコンピュータサイエンス。 今はゲームと旅行とサッカーが好き。 楽に自由に生きるための自分の取り組みを記事にしています。 youtubeでゲーム配信や雑談配信もしているのでお気軽に見に来てください。